給湯器のエラーコードが消えない原因と自分でできる対処法・リセット方法を徹底解説
「お風呂に入ろうとしたら、給湯器のリモコンにエラーコードが表示されていてお湯が出ない」 「電源を切って入れ直したのに、またすぐにエラーコードが出てしまう」
このようなトラブルに直面すると、本当に焦ってしまいますよね。特に冬場や忙しい朝に給湯器が使えなくなると、生活の質が大きく下がってしまいます。
実は、給湯器のエラーコードは、必ずしも「故障」を意味するわけではありません。一時的な誤作動や、環境の変化によって表示されているケースも非常に多いです。
この記事では、給湯器のエラーコードが消えない原因と、専門業者を呼ぶ前に試せる確実な対処法をステップバイステップで解説します。無駄な修理費用をかけないためにも、まずは落ち着いて以下の手順を確認してみてください。
なぜ給湯器のエラーコードは消えないのか?主な原因
エラーコードが消えない場合、主に以下の3つのパターンが考えられます。
1. 一時的なシステムエラー(センサーの誤検知)
給湯器は精密機器であるため、電圧のわずかな変動や、雷、ノイズなどでコンピューターが一時的に混乱することがあります。この場合、再起動を行うだけで解決することがほとんどです。
2. 環境要因による不具合
大雨による浸水、強風による排気口の閉塞、あるいはガスの供給停止などが原因でエラーが出ているケースです。この場合、給湯器本体ではなく、周辺環境を整えることが先決です。
3. 部品の物理的な故障・寿命
給湯器の設計上の標準的な使用期間は一般的に約10年です。この期間を超えている場合、経年劣化によってセンサーや点火装置などの部品が寿命を迎えている可能性が高いです。
業者を呼ぶ前に!自分でできる「リセット・復旧手順」
まずは、誰でもできる基本的なリセット方法を順番に試してください。
手順1:リモコンの電源ボタンをオフにする
まずはリモコンのスイッチを切り、数分間放置します。これにより、基板上の微弱な電気が放電され、エラーメモリがクリアされることがあります。
手順2:ガスの供給状況を確認する
他のガス機器(ガスコンロなど)は使えますか?もし使えない場合は、ガスメーターの遮断弁が働いている可能性があります。ガスメーターを確認し、復帰ボタンを押すことで解決する場合があります。
手順3:コンセントの抜き差し(強制再起動)
リモコンの電源を切っても直らない場合、最も効果的なのが「コンセントの抜き差し」です。
給湯器の電源コンセントを抜く。
そのまま1分〜5分程度待つ。
再度コンセントを差し込む。 これにより、給湯器のシステムが完全に再起動し、軽微なバグが解消されます。
手順4:排気口・給気口を確認する
給湯器の周囲に障害物はありませんか?排気口が塞がれていると、不完全燃焼を防ぐために安全装置が働き、エラーコードが出ることがあります。また、強風で火が消えてしまった場合も同様です。
エラーコード別に見る緊急度と対処のポイント
エラーコードはメーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマなど)によって番号の意味が多少異なりますが、共通する傾向があります。
「11」「12」系(点火不良・失火) ガス供給の停止や、点火装置の不具合が原因です。上記のリセット方法で治らない場合、専門家による点検が必要です。
「14」(温度ヒューズ・過熱防止装置) 温度センサーの異常です。これは内部の部品故障の可能性が高いため、無理な操作は控えましょう。
「71」「72」(電装基板・回路異常) 基板そのものの不具合です。これはユーザー側では修理ができないため、速やかに修理依頼を検討してください。
専門業者に修理を依頼するタイミング
以下の状況に当てはまる場合は、自分で対処しようとせず、速やかにメーカーや施工業者に連絡してください。
異音・異臭がする 「ボンッ」という爆発音のような音や、焦げ臭いにおいがする場合、安全上のリスクがあります。すぐに使用を中止し、ガスの元栓を閉めてください。
何度も同じエラーコードが出る リセットしても数時間〜数日で同じエラーが再発する場合、内部部品が確実に劣化しています。
設置から10年以上経過している 修理部品の供給が終了している可能性が高く、修理しても別の箇所が故障するリスクがあります。修理費用が高額になる場合は、交換を検討するのが最も経済的です。
修理依頼時に伝えるべきこと
業者に連絡する際は、以下の情報を伝えるとスムーズです。
エラーコードの番号(リモコンに表示されているもの)
給湯器のメーカーと型番(本体の側面にあるシールに記載されています)
設置年数(わかれば)
現在の状況(お湯が出ない、水漏れがあるなど)
まとめ:落ち着いて手順を踏めば解決することも多い
給湯器のエラーコードは、必ずしも高額な交換費用がかかる「故障」とは限りません。まずは落ち着いて、コンセントの抜き差しによるリセットを行い、周囲に異常がないか確認してください。
もし、リセットしてもエラーが消えない場合や、異音などの異常を感じる場合は、安全のために迷わず専門業者に相談しましょう。無理なDIY修理は、ガス漏れや事故につながる危険があるため絶対に行わないでください。
日頃から給湯器の周囲を整理整頓し、換気口を塞がないようにしておくことが、長く安全に使い続けるための最大の予防策です。今回紹介したステップを試して、快適な生活環境を取り戻してください。
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